少しだけ人間不信だった話

誰かと付き合うことが怖くなっていた。

7年間付き合った彼氏に振られ、軽い人間不信になった。

私はまだまだ未熟な人間で、

家族の看病や、介護に気を取られるうちに彼のことをおざなりにしてしまった。

だから気持ちが離れられても仕方がない。

一人は寂しいものだ。

そんな寂しい気持ちの時に、慰めてくれる可愛い子が来たら多分私もそっちにいくだろう。

人間は単純だと思うし、それで良いと思う。

全てはタイミングだと思うから。

一人の方が気楽に生きれるし、誰かを信用することも、もうめんどくさいと感じていた。

基本的に自分から好きになることは無い。

だからこそ、好きになってもらった人が勝手に幻滅していくのを見るのもしんどい。

勝手に好きになって、勝手に幻滅して、離れていく。

もう疲れてしまった。

『僕が守るから』

『ずっと一緒にいよう』

『幸せにする』

今の私はどの言葉も信用できない。

『自分の身は自分で守る』

『ずっと、永遠、なんてこの世に存在しない』

『一人でも十分に幸せ』

自己完結のみが信用できることだから。

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